遅効とは速効の対義語であり、文字通りすぐには効果は得られないものの、一度身につければその効果はずっと続く、という強みがあります。
トレーニングは、短絡的なことばかりがもてはやされている現代において、数少ない、短絡的ではないものだ。
本当にトレーニングの意味を理解したら、「すぐに成果が上がる」「すぐに儲かる」といったうさんくさい謳い文句に心惹かれたり、お金ですべて解決できるような思想に惑わされそうになったりしても、「いや、そうじゃないな」と気づくことができる。(p.23)
ビジネスも、筋トレもすぐにどうにかするのではなく、少しずつ効果を出していくのが本質だと言う戒め。
農耕派の日本人にはぴったりの本だと思う。今日も走ろう。
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